新型コロナウイルスの感染拡大で、活動自粛を余儀なくされる日々が続いています。活動量(外に出て歩いたり、走ったり、スポーツする量)が少なくなり、生活スタイルが変化している今こそ、食生活に気を配りましょう。

急に活動が制限されると、動く量に対して食べる量が多くなりがちだからです。

「そもそも普段と同じ食事量をとっていいのだろうか?」という疑問を持つ方もいるでしょう。答えはNOです。活動量が減っても同じだけ食事量を摂り続ければ、体重が増えていきます。

もちろん、1日や2日では変わりませんが、2週間、1カ月と続けば着実に増えていくのです。

いつも通りの活動量に戻れば、体重も元に戻ることがほとんどですが、カラダの負担を考えてもあまり体重の変動はないほうがいいことは明白です。

毎日、ほんの少し食事を工夫することで調整していきましょう。

まず見直したいのは間食です。家の中にいると「ついつい」、「目についたから」、「なんとなくお腹が空いた気がするから」――。とつまみ食い程度で口を動かす機会が多くなりがちです。

間食はスポーツ現場では、「補食」と言われ、3食で摂り切れない栄養素を補う食事という位置づけです。一般の人が日常生活で食べる間食も、本来なら同様の位置づけであるべきですが、実際には「楽しみ」という意味合いもとても強いです。

特にお菓子やケーキなどは「楽しみ」のための間食ではないでしょうか。食べることを楽しむことは、子供から大人まで何にも代えがたいくらい大切なことです。スポーツ選手にもお菓子が大好きな人も多くいます。

そんな選手の皆さんは、カラダづくりのために、自分なりのルールをつくり、そのルールの中でお菓子を楽しんでいます。

代表的なルールの例や間食の目安量を図にしました。

 

皆さんも、体重が増えやすい時期だということを念頭において、自分なりの間食のルールを考えてみましょう。

ルールを決めるためにも、前回のコラムでご紹介した「自分の食生活の傾向を知る」ことは大切です。

また、現在たくさんのスポーツに関わる方々が、トレーニング方法や技術練習などの「今できること」を動画で紹介しています。

目的はストレス解消であったり、活動量を増やすことであったり、様々です。スポーツをしている方はもちろんですが、定期的にスポーツをしていなくともカラダを動かすという側面からこうした動画を参考に、「動く量」を増やす工夫をしてみてはいかがでしょうか。