
小学校の頃、僕は野球だけなく、サッカーもしていました。
遠くに飛ばす、早く投げる。それだけが楽しくて続けていた野球も、毎日練習があるわけではありません。だから野球がないときは学校のサッカー部でプレーしていました。
サッカーもすごく好きでした。
はじめた当初は本当に下手くそ(前回書いた野球の話と違って、こっちには自覚があったんですね)。でも、一つ上の先輩にめちゃくちゃうまい選手がいて、その先輩をどうしても「抜き去りたい」という思いが収まらなくなって・・・その先輩、うまいし、かっこいいんですよ。だから負けたくなくなったみたいで(笑)。
深夜まで当時サッカー界のスターだったロナウジーニョ(ブラジル出身)という選手のドリブルをめちゃくちゃ練習しました。
小学5年生のときです。卒業する先輩を送る恒例の「5年生対6年生」の試合が組まれたのですが、出場機会をもらった僕は、その先輩を抜き去りました。練習した成果が出たぞ、と嬉しかったことを覚えています。
この頃の話をすると僕の根本にあるのは「スポーツで負けたくない」という想いであることに思い至ります。
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